接点情報伝送装置(光・メタルタイプ)
OST-716BⅣ(光・メタルタイプ)

本装置は、光ファイバ/メタルケーブルを伝送路として、接点情報を伝送する装置です。
OST-716Ⅳは、OST-716BⅢの後継機種であり、混在接続が可能です。(構成例を参照願います。OST-716BⅡとの混在接続には、対応しておりません)

装置分類
接点伝送装置
接続構成
対向接続(1:1)
伝送路IF
1心光
端末側IF
接点入力,
接点出力
伝送路IF
メタル
端末側IF
接点入力,
接点出力
電源
AC100V,
DC-24V,
DC-48V,
DC110V

基本構成(マスター装置)による16点の接点情報伝送

スレーブ装置の拡張により、最大128点の接点伝送が可能

省スペースを目的とした小型タイプ (旧型OST-716BⅢと同等)

光ファイバタイプおよびメタルケーブルタイプの筐体寸法は同一 (突起物は除く)

伝送フォーマットの誤りチェックにパリティーおよび反転連送を使用している為、非常に高い信頼性を確保

SV入力に対応したサンプリング処理を行うことにより25ms以下をフィルタリング(伝送しません)

瞬時入力を確実に伝送できるサイクルホールド機能を選択可能 (16ビット単位)

デジタルTM入力に対応したサンプリング処理を行え、桁上げ、桁下げ時の誤データを防止

NTT等専用線・搬送装置を伝送路とする事も可能

構成例

ost-716IV-metal

主な仕様

主な仕様
項 目 OST-716BⅣ(光タイプ)※1 OST-716BⅣ(メタルタイプ)※1
情報数 接点16点/ユニット 同左
接続ユニット台数 OST-716BⅣまたはOST-716BⅢによる構成で最大8ユニット
(マスター1台+スレーブ7台)
同左
最大情報数 最大128点
(OST-716BⅣまたはOST-716BⅢによる8台構成時)
同左
伝送速度 200,600,1200,2400,4800,9600bps 200,600,1200bps ※2
符号 NRZ 同左
変調方式 FSK変調方式 同左
送信レベル -14dBm以上 0dBm(最大)
受信レベル -10~-40dBm -31dBm
発光/受光素子 発光:LD(レーザーダイオード)
受光:PD(フォトダイオード)
伝送路 光ファイバ(SMまたはGI)(単方向) メタル(2W単方向)
接点入力 ・印加電圧:DC24V(最大28V以下)
・流出電流:10mA以下
同左
接点出力 ・接点容量:DC110V/200mA以下 同左
警報出力 1点(受信装置は2点) 同左
外線接続(伝送路) SCコネクタ(FCはオプション) ネジ止め端子
(0.5sq線材可)
外線接続(信号入出力端子) ラッピング端子(0.4~0.5mm線材可) 同左
外線接続(電源端子/アース端子) ネジ止め(2sq線材可) 同左
装置電源 DC-24V・DC-48V・DC110V・AC100V 同左
※1 OST-716BⅣは、OST-716BⅢ(旧モデル)との混在接続に対応しておりますが、OST-716BⅡとの混在接続には、 対応しておりません。
※2 メタルタイプ200bpsで周波数多重を行う場合は、別途フィルターが必要となります。(オプション)