ケーブル搬送装置
SCJ-12KN
SCJ-12KNケーブル搬送端局装置はスリムラック方式による12通話路のメタルケーブルを伝送路とする搬送装置です。
従来の搬送帯域内で、音声chの空き帯域を利用して新たにEthernet伝送を可能にしました。
Ethernetデータは、最大192kbpsの伝送が可能です。
中継器を使用することが出来ます。
後継機種： SCJ-12KN
装置分類
搬送装置
接続構成
対向接続（1：1）
伝送路IF
メタル1対
端末側IF
10BASE-T／100BASE-TX,
2W（アナログ）,
4Wアナログ
電源
DC-24V,
DC-48V
音声信号は、従来同様にSSB変調方式です。
Ethernetデータは、64QAMまたは32TCM変調方式で伝送です。
標準／高出力をTA盤のスイッチにより切替できます。
中継器は、従来の中継器が使用できます。
従来同様のスリムラック型でリプレースに対応。
（SCJ-12Kより奥行きが75mm大きくなっております）
１架に２SYS実装が可能です。
構成例
主な仕様
| 主な仕様 | |||
| 項 目 | 規 格 | 項 目 | 規 格 |
| 温 度 | 0℃～+40℃（性能保証） | 伝送許容損失 | 標準：42dB@120kHz(0.9Φ 12ｋｍ相当、1.2Φ 16ｋｍ相当） 高出力：50dB@120kHz(0.9Φ 14ｋｍ相当、1.2Φ 20ｋｍ相当） |
| 湿 度 | 40～85％（性能保証） | ||
| 通話路数 | 12通話路／1ｼｽﾃﾑ(2ｼｽﾃﾑまで搭載可能） | 音声周波数帯域 | 0.3～3.4kHz |
| 線路周波数帯域 | （低群） 12～60kHz、（高群） 72～120kHz | Ethernet | 10BASE-T/100BASE-TX、IEEE802.3準拠 |
| 音声信号変調方式 | ﾀﾞｲﾚｸﾄSSB変調方式 | 中継器外部給電 | 伝送路を使用し約DC30mA定電流によるﾙｰﾌﾟ給電方式 片端0～2台/端局、両端で最大4台 |
| ﾃﾞｼﾞﾀﾙﾃﾞｰﾀ変調方式 | 64QAM/32TCM | ||
| 送 信ﾚﾍﾞﾙ | ①音声（標準）：-10dBr/ｃｈ、（高出力）：+5dBr/ch ②ﾃﾞｼﾞﾀﾙ（標準／高出力）：音声比-10dB/ch相当、 占有CH数により変化します。 |
電 源 | DC-24V、DC-48V |
| 寸 法 | W130×H2300×D300mm | ||
| A G C 方 式 | 線路監視電流（60kHzまたは72kHz）によるﾊﾟｲﾛｯﾄAGC方式 （ﾊﾟｲﾛｯﾄ信号断の場合は自動的に固定利得となります。） |
互 換 性 | SCJ-12Kとの対向接続は出来ません。 |
| 64QAM：64 Quadrature Amplitude Modulation 32TCM：32 Trellis Code Modulate |
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