ISDN回線試験器
DNT-302B

ひかり電話サービス等、VoIPゲートウェイの開通試験に最適な回線試験器です。
ISDN回線試験器DNT-302の後継機種が新登場。着信時に、発信者番号が表示されるようになりました。

装置分類
デジタル通信用測定器
電源
ACアダプター、単三電池

TTC JT-I430及びJT-I430-aに準拠しており、S/T点での試験が可能です。

INFO0~INFO4の状態や、B1、B2、Dチャンネルの使用状況を常時表示します。

64kbps、128kbpsのビットエラー試験ができます。

64kbpsでは打ち合わせ通話をしながらのビットエラー試験ができます(専用線も可能)。

PNパターンだけでなく16ビットの任意パターン送受信機能があります。

着信時、呼設定情報要素(発番号、発サブアドレス、着番号、着サブアドレス)が表示されます。

LCDの表示を変更しました。すっきりとした表示で見やすくなりました。

ビットエラーは「%ES」、「%SES」、「%DM」、「ERR RATE」として計算し、表示します。

S/T点の回線状態(INFO、データ)をモニタ可能。

(データは定周期でHEX 16ビット表示となります。)

構成例

dnt-302b

主な仕様

主な仕様
項 目 加入線(S/T点) 専用線(S/T点)
インターフェース TTC JT-I430準拠
ISO ISS8877準拠(8極端子)
TTC JT-I430-a準拠
ISO ISS8877準拠(8極端子)
動作モード TE MODE / MONITOR MODE TE MODE / MONITOR MODE
ダイヤル機能 設定可能最大桁数
ダイヤル番号:19桁/サブアドレス:19桁
無し
TEI値(ユーザー設定値) 00~63 無し
呼設定(SETUP)  情報要素 発信 発番号:19桁/発サブアドレス:19桁
着番号:19桁/着サブアドレス:19桁
無し
着信 発番号:15桁/発サブアドレス:15桁
着番号:15桁/着サブアドレス:15桁
無し
ビットエラー
試験
チャンネル B1、B2、B1+B2
パターン PN9、PN11、PN15、PN20、PN23、FIX(任意の16ビット)
測定時間 105、106、107ビット、1分~99分(1分単位設定可能)、連続(START~STOP)
測定内容 ERR BIT、ERR RATE 、%ES、%SES、%DM
測定範囲 ERR BIT:0~9,999ビット(4桁表示、10,000ビット以上はOVER表示)
ERR RATE:有効桁4桁、指数表示
%ES、%SES、%DM:小数点以下3桁表示
誤り挿入 シングル(1ビット挿入/1回 キー入力)
通話機能 チャンネル:B1、B2 符号化方式:μ-law(ITU-T G.711)
データモニタ 表 示 MONITOR MODE時:TE→NT、TE←NT両方向 B1、B2、DをHEX 16ビットにて表示
給電表示 T・Rライン間制限給電検出:20V以上
回線状態 起動/停止におけるINFO信号表示(INFO0~INFO4)
チャンネル使用状態表示
電 源 電池 単3(1.5V)×4本
ACアダプタ オプションACP-311M使用(AC100V±10%、50/60Hzにて使用可能)
バックアップ時間 設定内容、時計のバックアップ時間は約2日間程度
寸法・質量 約H208×W96×D50mm 500g以下(乾電池含まず)
 
取扱説明書 ダウンロード(PDF)