中容量情報伝送装置OST-3000
中容量情報伝送装置
OST-3000

OST-3000シリーズは従来のOST-801シリーズ、OST-625シリーズおよびOST-725シリーズの後継機種です。
設備の接点情報、アナログ情報などを周期的に取り込んで、サイクリックに情報伝送する監視制御に使用します。
伝送インターフェースは、CDT回線およびIP回線に対応しています。

装置分類
監視制御装置
接続構成
対向接続(1:1)
伝送路IF
メタル
端末側IF
アナログ入力,
アナログ出力,
デジタルTM入力,
デジタルTM出力,
パルス入力,
接点入力,
接点出力
伝送路IF
10BASE-T/100BASE-TX
端末側IF
アナログ入力,
アナログ出力,
デジタルTM入力,
デジタルTM出力,
パルス入力,
接点入力,
接点出力
電源
AC100V,
AC200V,
DC-24V,
DC-48V,
DC110V

IP化移行時にも使用可能

既存設備のCDT方式とIP伝送の両方伝送することも可能です。

幅広いシステムの構築

デジタル信号入出力対応、アナログ信号入出力対応等、各種の機能ユニットを取り揃えており、用途に応じてシステム構築が容易に可能です。

小型化、省電力化

小型高密度設計、低消費電力設計により、従来装置(弊社)よりも小型化、低消費電力化しております。

機能の拡張、変更が容易

アプリケーションソフトのモジュール化により、機能の拡張および変更が容易です。

保守が容易

各種個別入出力ユニットは活線挿抜が可能であるため、保守時のシステム停止時間を短縮できます。また、各ユニットの故障内容の詳細を表示できますので、故障発見等が迅速に行えます。

パラメータの設定変更が容易

パソコンにより、各機能のパラメータ変更が容易に可能です。(オプション) また、IPネットワークを通じて遠隔からも変更が可能です。(オプション)

IP化が可能

当初CDT伝送装置として用い、IPネットワークが整備された後、改造(ソフトウェア変更)によりIP伝送装置として用いる事ができます。 IP化に際しては、詳細仕様を別途打合せにより取り決める必要があります。

構成例

ost-3000

主な仕様

分類 実装形態 容量
個別入出力 CDT回線 IP回線 CPI/CPO
小容量タイプ
1:1送信
1:1受信
1:1送受信
雑架実装(1フレーム)
 480(W)×300(H)×285(D)
最大15ワード
(DI/DO/AI)
送信:2回線
受信:2回線
最大2回線
(※1)
入力2
出力2
中容量タイプ
1:1送信
1:1受信
1:N送受信
雑架実装(2フレーム)
 480(W)×600(H)×285(D)
通信架実装
 520(W)×2300(H)×300(D)
最大30ワード
(DI/DO/AI)
送信:2回線
受信:8回線
最大2回線
(※2)
入力2
出力2
拡張タイプ
N:M
通信架実装
 520(W)×2300(H)×300(D)
最大60ワード
(DI/DO/AI)
送信:8回線
受信:8回線
最大2回線
(※1)
入力2
出力2
(※1)TCP接続で、サーバの場合は1回線16方向と論理接続できます。
注)サブラック:D=285は前面カバー無しの状態を表します。