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OiNET-903(親機)、OiNET-904A.B(子機)
トンネル内誘導無線電話(トンネルトーク)


概要

 本装置はトンネルの外部と内部またはトンネル内部での相互連絡を目的とした誘導無線方式の通話機で親機と子機で構成されます。トンネル内の伝送路として3.5mu程度のIVより線を平行に2本敷設し、先端を終端器に接続する事で最長約5km程度の区間が通話エリアとなります。
 通話はプレストークの単信方式で、親機から複数の子機へ同時に音声伝達および通話が可能です。また、トンネル内の子機間通話も可能です。子機は防水保護等級4級相当の防水構造(生活防水)ですので、水路系トンネル内での使用も可能です。


システム構成例


システム構成例
 本システムは屋外の親機とトンネル内の整合器を同軸ケーブルを介してIV線に接続し、トンネルの末端でIV線を終端器で終端する事で通話エリアを構築します。トンネル内の送受信エリアは概ね右上図の範囲ですが、外部ノイズ環境やアンテナの方向により送受信エリアが狭まる場合があります。子機からの送話時に外部ノイズ環境の影響を受けやすくなりますので、送話する場合は子機のアンテナをIV線に極力近付けてのご使用を推奨します。また、子機間通話は双方がアンテナを介した結合となりますのでIV線にアンテナを接触して通話下さい。

 尚、本システムは150〜200kHz帯域の周波数を使用しておりますので、IV線の近くに同一周波数帯のノイズ源となる工事用機材等を設置されますと通話にノイズが混入し、通話に支障のでる場合があります。


特長

  • この通話システムは、電波法「第百条」および施工規則「第四十四」の高周波利用設備に該当しますが、法規内のため申請は不要です。
  • 通話エリアの溝長は、IV線近傍で最長約5Kmまで可能です。
  • 高湿度環境での使用を考慮し、子機は防水等級4級相当となっております。
  • 親機は添付品のACアダプタによるDC+24V動作となっていますが、AC100Vの受電ができない場所では自動車のシガーソケットからの受電または、市販の12VのBATT(鉛シール電池等)による動作が可能です。

構成例

構成例

仕様

項 目 無線方式 備考
アンテナ 本体と分離型 アンテナフックによりIV線に掛け置きも可能
伝送路 IV線によりループを形成
(片端は抵抗器による終端)
地上との接続部に電線管等の導電体中を通過させる場合は、同軸ケーブルを使用しオプションの整合器を介してIV線を接続します
使用周波数 150〜200KHzの任意の一波±1KHz   
送信出力 最大1W   
受信感度 SINAD12dB 30dBuV以下   
変調方式 周波数変調(FM)   
通信方式 単信通話(プレストーク方式)   
音声伝送周波数帯域 0.3〜3.0kHz   
呼出方式 音声呼出し、および単音呼び出し 親機は単音を検知して、呼出しブザーが鳴動します。
電源電圧 親機 DC+12V〜+24V 添付品のACアダプタより+24Vを供給
子機 DC+3.6V 単三型二次電池 3本パック 専用充電器により本体単位で充電
消費電力 親機 10W以下   
子機 送信時 :400mA以下
待ち受け受信時:60mA以下
子機は、通話率50%として
8時間以上の稼働が可能

項 目 親機(OiNET-903) 子機( OiNET-904) 備考
温度範囲 性能保証 -10〜+50℃ 0〜+40℃   
保存温度 -10〜+60℃ -10〜+60℃   
湿度範囲 性能保証 40〜85%(結露なきこと) 40〜85% (結露なきこと)   
保存温度 30〜90% 30〜90%   

オプション

  • 骨伝導ヘッドセット :骨伝導を利用するため騒音下でも明瞭度が高く、耳をふさがないため、周囲の音も同時に確認が出来ます。また、ヘッドセットケーブル中間にプレス用スイッチが設けられており、通話操作が容易に行えます。 注: 骨伝導ヘッドセット対応子機はOiNET-904Bとなります。
  • 整合器(OiNET-907):親機からトンネル内に電線管を通す場合、電線管内を同軸ケーブルで延長し、整合器でIV線接続に変換する装置。
仕様及び外観は改良のため予告なく変更されることがあります。


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